サリュ、どうもBistroflatのワイン担当しているソムリエのJです。

よくお客様から、ワインってものすごく種類がある中でどうやって選んでるんですか?

と、よく聞かれます。

確かに日本産のワイン含め、日本国内に流通しているワインの銘柄は

ものすごい数ですね。

ブドウ品種ごとでも一種につき何種類のワインがあることか想像もつきません。

 

僕のワイン選びのポイントを整理してみると

大前提として意識しているのは、仕入れる時期の季節感や料理との相性(同調、補完、中和)

ワイン単体で楽しめるかどうかです。

それを踏まえた上でまとめると以下に

 

①実際に自分で飲んで確認する

やはり自分で飲んで確認する事が一番大切ですね

インポーターの皆様のご協力の元、沢山のワインを試飲会で頂けます。試飲会のいい所はそのワインについて

確認したい事を直接ダイレクトにでき、ワインを飲みながら味を確かめ相談できる事

人気のワインはすぐに完売になるので、なるべく足繁く試飲会にいき目利きをしながらこれだってワインは

大量に買い漁ります。

 

②雑誌や他店で飲んだワイン、SNSや取引先の酒屋さんにおすすめを聞く

まぁこれも結局①と同じですね。

 

③自分と相性のいいインポーターさん(担当者も重要)を確立する

これが一番大切で言いたい事です。

先にも言いましたが全国に流通するワインの数は限りがありません。さらにヴィンテージ事に

同じ銘柄のワインでも味わいが異なります。(工業製品的に同じ味わいのものもありますが)

一般ユーザーにしてみればこの方がありがたいと思います。

いつでも求めてる味を、気軽に味わえる。いいと思います。

だけどワインの原料は農作物の葡萄、そこから自然の摂理に任せ出来上がるワインは同じ味の訳が無いですね

結果が分かっていると安心もありますが、驚きはありません。

人間に例えると、全員整形して好みの顔の人と付き合っても長い目でみると深みがありません。

話がずれましたが、やはりワイン選びの一番のおすすめは自分にあったインポーターさんを確立する事

僕たち飲食人はレストラン運営をするにあたりやるべき事が沢山あります

ワインだけに時間を費やす訳にはいきません。やはりワインに特化したワインのプロのインポーターさんと

信頼関係を築くことが大切です。

全ての人間関係と同じで付き合いが長く信頼関係が確立されれば、お互いの理解度が深まり

求めているワインを何万、何千本ある中からすぐに探し当てれます。

そうする事で、ある程度探している好みの味わいを外す事なく、且つ驚きと発見があり

よりワインの虜になり、その魅力と面白さがダイレクトにサービスに反映されお客様に最高の

プレゼンテーションができます。

映画選びと同じで、無造作にみた作品が気に入ったら、役者を見るのではなく監督に注目し

その監督の映画を見る事をおすすめします。

自分にとって美味しいワインは、インポーターで決まります。

 

④一度気に入った生産者がいたら、毎年買い続ける

先に述べた映画選びで例えたのと同じです。いい生産者のワインに出会ったら、他の作品を

駄作もあるかもしれませんが、根気よく買い続ける事です。出来上がった方よりもこれからの人を

探す方が自分にとっても面白みができます。好きな仕事をより好きになるコツです。

僕たちの仕事は100mの短距離走ではなく、長距離走です。

 

まとめ

みなさん色々な立場でワインを選んでいると思いますが、やはり原点は自分が楽しむ事です。

楽しい空気は広がります。

その広がりがワイン業界の発展に繋がり、自分もお客様もみなハッピーになります。

少しでも皆さんのワイン選びの参考になれば幸いです。

 

僕がお付き合いをさせて頂いてるインポーターさんです

よければお試し下さい。

 

二番通り酒店

http://www.niban-doori.com/

カーブ・かない屋

http://www.cave-kanaiya.co.jp/index.html

ディス・エクスポール・ジャポン

https://dis-export.com/

フィラディス

https://firadis.co.jp/

ヴァンクール

https://vinscoeur.co.jp/

トレジャーフロムネイチャー

https://www.tfnwine.com/

 

他にも沢山の素敵なインポーターさんとお付き合いしてますがきりがないのでこちらでひとまず。